
こんばんは。
元医大卒教師せどらーメジェド鈴木です。
昨日は確定申告について解説しました。
http://mejedos.com/sedori/1948/
利益を上げることも重要ですが、
収支計算や自己投資をすることにより自分を守り、かつ成長する必要があるという内容でした。
節税をするとどうなるの?
今日は節税に関する話題です。
節税はあんまりやりすぎると税務署から問い合わせが来たり、ローンを組めなくなる可能性があります。
税金の計算はとても複雑です。
いくら儲けたから税金がいくら増える。
なんてことは分かりません。
本業の収入や保険の控除、扶養の有無により変わってくるからです。
ただ儲けた金額そのままで確定申告をすればかなりの額の税金を取られることは間違いありません。
せっかく稼いだお金を国に払わなきゃいけないなんてイヤだ!
そうあなたが思う場合は節税する必要があります。
ちなみに節税とは経費としてお金を使うことで利益を減らすことです。
それにより利益額により計算される納税額が安くなるわけです。
例えば1年間の売り上げが200万円だったとします。
そこから仕入れ金やAmazonへの手数料を払うと40万円残りました。
いわゆる粗利が40万円だったとします。
このままの金額を利益として申告すると
40万円に税率がかけられて支払う税金が決まります。
経費は色々な場面でかかっています。
しかし実際にせどりをすれば、ガソリン代、ツール料金、スマホ代、梱包資材代、送料などなど。
色んな場面で経費がかかってきます。
この経費が全部で25万円かかったとすると15万円の利益となり確定申告が不要になります。
つまり副業による税金は0円となるんですね。
これを知ってるか知らないかで支払う税金額は大きく変わってきます。
その他にも、自宅を事務所として使っていれば場所代や電気代、車の車検、自動車税、奥さんが専業主婦であれば青色専従者給与など。
せどり仲間と飲み会に行けば交通費+交際費として計上できます。
色んな物を経費として計算できます。
その他にも経費とは違いますが小規模企業共済なんて節税もあります。
経費を大きくすれば税金を納めなくても良い!?
ただ経費をひたすらに大きくして利益を小さくすればそれで良いのでしょうか?
例えば生活にかかるお金まで経費として計上することにより、
せどりでの利益は0どころかマイナスにしたとします。
するとせどりでの税金は0になるどころかむしろ払いすぎた税金が戻ってくるかもしれません。
節税にはデメリットも。
でもこれって場合によってはマズイことになります。
例えば税務署に目をつけられたら…。
Amazonでの売り上げがかなりあるのにもかかわらず利益がマイナス。
どう考えてもおかしいですよね?
税務署はどれだけ売れたのかは分かっています。
明らかに怪しいとされお尋ねされるかもしれません。
税理士から聞いた話ですが、
最近は多くのネット事業者が儲けているため税務署も目を光らせているようです。
脱税の疑いをかけられたら本業にも差し支えがあります。
あまりにエゲツない節税はやめましょう。
また利益を減らすことにより将来的にローンが組めなくなることがあります。
利益が赤字になったせいで世帯収入が下がります。
すると本来の給料ならば組めるはずのローンが組めなくなってしまうのです。
住宅ローンや自動車ローン、教育ローンなど。
ただでさえせどりは大きな金額の借金(カード払い)をするビジネスです。
これだけでお金を貸してくれる銀行の印象は悪くなります。
今後ローンを借りる予定があるならば素直に利益を出しておく方が無難かもしれません。
節税はあなたのお金を守る有効な守りの一つですがやりすぎることはよくないことが起こるかもしれません。
真っ当な経費を計上して、来年にはさらに利益を伸ばせるよう自己投資をしていくことをお勧めします。
それではまた明日。
メジェド鈴木
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